歯周病の原因とは?日頃から心がけたい予防方法も紹介します

歯周病

「むし歯になったことがないから歯周病も大丈夫」

「歯周病ってよく聞くけどどういう病気かよくわからない」

「歯周病が起こる原因を知りたい」

 

このように感じていらっしゃる方はいらっしゃいませんか。

 

最近では、テレビの特集で歯周病が取り上げられていたり、歯磨き粉やうがい薬で歯周病をやっつけようといったCMが流れていたりして「歯周病」といったワードをよく耳にする方も多いのではないでしょうか。

 

そうはいっても、あまり正しい情報が流れていないことは多々あります。情報が多すぎて、どれを信じたらいいのかわからないですよね。

 

歯医者さんによく通っている方は、歯周病に関する知識も得やすいです。

一方、むし歯になったことがない方は、歯医者さんにほとんど行ったことがなく、ちゃんとした情報を得にくいように思います。

 

むし歯は、進行すると痛みが出るので早期発見しやすく、ご自身でも自覚を得やすいのですが、歯周病はそうもいきません。

 

特に4,50代で歯医者さんにほとんど行ったことがない人は要注意。知らず識らずのうちに歯周病が進んでしまっているかもしれません。歯周病は「静かな病気」と呼ばれ、自覚症状がほとんどなく進行してしまう怖い病気なのです。

 

そこで今回は、歯周病の原因について解説していきます。日頃から心がけたい予防方法もご紹介します。

 

歯周病の原因とは?

1930年頃は、歯周病の主原因は「歯石」とされていました。しかし、今では「バイオフィルム(プラーク)」と言われています。

 

歯石自体は悪さしませんが、ザラついた表面がバイオフィルム形成の足場となるため、歯周病が発症・進行されると考えられています。

 

歯石のほか、合っていない被せ物、入れ歯、矯正装置、歯並びの悪さ、かみ合わせ、食べ物の詰まりなどもバイオフィルムを形成させる要因です。

 

また、1960年頃はバイオフィルムの「量」が問題視されていましたが、今ではバイオフィルムの「質」が問題と言われています。どんな種類の歯周病菌がいるかでバイオフィルムの病原性が変わってきてしまうのです。大量に付着していても、病原性が少ない方もまれにいらっしゃいます。

 

なかでも歯周病は「レッドコンプレックス」と呼ばれる3菌種が歯周病菌で悪さをするとされています。

 

歯周病は、バイオフィルムの病原性の変化で発症します。つまり、同じ歯周病菌がいたとしても病原性まで同じとは限らないということです。

 

バイオフィルムの病原性は歯周ポケットの状態によって変わります。特に歯周ポケットから出血があるときに病原性が高くなり、歯周病も進行してしまうのです。

 

たまに「出血しないように磨かないようにしている」という方がいらっしゃいますが、しっかり磨いてください。

歯磨きしないと炎症はますます広がっていってしまいます。毎日きちんと磨き続ければ、出血は自然としなくなります。

 

ほかにも、歯周病を進行させる因子が下記の通りです。

 

  • 糖尿病などの全身疾患
  • タバコ
  • 歯ぎしりや食いしばり
  • 不健康な食習慣
  • 過度なストレス
  • 薬の長期的な服用
  • 歯を失ったままにしている
  • 両親も歯周病で歯を失っている
  • 口呼吸などで口が乾燥しやすい
  • 免疫低下している…など

 

上記のような方は、歯周病になりやすく、進行しやすいので歯科医院で定期的に検診をしておくことをオススメします。

 

日頃から心がけたい予防方法

プラークや歯石を徹底的に落とす

歯周病はバイオフィルムによる感染症なので、まずは細菌のすみかとなっているプラークや歯石を取り除いていくことが重要です。

 

歯石はプラークが石灰化したものなので、プラークを落とすことが一番。プラークを落とすにはご自身による歯磨きしかありません。

 

歯磨き粉やうがい薬に頼る方もいらっしゃいますが、上記の通り、バイオフィルムは強固にこびりついているため、それらを壊すほどの薬剤は残念ながら今のところありません。もしあったとしたら常在菌なども殺してしまうほど強すぎるものということです。

 

歯磨き粉で歯周病に特化したものもありますが、歯磨き粉で効果が期待できるのは、むし歯を予防するためのフッ化物だけ。「楽して治そう」は通用しないのです。歯周病を確実に治したいのであれば、歯磨きをしてみてください。

 

また、歯周病の方は、歯ブラシに併用して歯間ブラシを使用するのが効果的です。歯間ブラシの併用は、歯ブラシのみの歯磨きと比べて、プラークの付き具合・出血程度・歯周ポケットの改善において効果が認められたという文献があります。

 

デンタルフロスとの併用と比較しても、歯間ブラシのほうが効果が高いと言われています。デンタルフロスに比べて、歯間部が広い場合に適していて、プラークを効率よく取り除くことができるのです。年齢とともに歯間部は広くなる傾向にあるので、歯周病が悪化しやすい4,50代の方は歯間ブラシを使用してみてください。

 

お口の状況によっても適した口腔清掃道具は変わるので、歯科医さんや歯科衛生士さんにご相談くださいね。

 

また、歯石は歯医者さんで除去してもらってください。軽度な人であれば数回、重症な人は6回程度、状況によってはそれ以上かかる場合があります。ご自身で取る器具が販売されているのを見たことがありますが、歯面を傷つけてよりプラークや歯石がつきやすくなってしまうのでやめましょう。

 

健康的な食習慣、生活習慣を

バランスの取れた食事をとって、全身疾患を予防しましょう。また、プラークのもとになる糖を控えめに。また、食事はよく噛んでゆっくりとると食べすぎ防止になり、消化もよくなります。

よく噛む食材は歯の汚れを落としてくれる効果もあります。

 

ほかにも、ストレスをためないように適度な運動と睡眠も重要です。深呼吸してリラックスして過ごしてください。

 

禁煙をする

タバコは歯周病にかかりやすく、治りにくく、悪化させると言われています。からだのためにも禁煙をおすすめしています。

 

定期検診を受ける

歯周病を予防するには定期検診も大切です。そのときには歯磨きのチェック、かみ合わせの状態、歯の揺れ、プラークの付着、出血具合、被せ物の状態、レントゲン写真で骨の具合、口腔内写真、スケーリングでバイオフィルムを徹底的に除去、PMTCでバイオフィルムをつきにくくする…など、様々なことを行います。

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ご自身ではわからないことも気づけたり、アドバイスをもらえたりするので、定期的に検診は受けておきましょう。なにかお困りのことがあればいつでも当院までご連絡ください。

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